妊娠の確率計算

空欄の場合は、一般的な12か月の目安を表示します。
1周期あたりの確率
12か月以内の確率
これらは公表されている生殖医療研究による一般集団の平均値であり、個人の診断ではありません — 実際の妊娠しやすさは年齢だけでなく、パートナー双方の健康状態、周期の規則性、基礎疾患など、より多くの要因によって左右されます。多くのガイドラインでは、35歳未満は12か月、35歳以上は6か月妊活を試みても妊娠しない場合に医師に相談することを勧めています。

計算のしくみ

生殖医学では、月経周期1回あたりで妊娠が成立する確率のことを「フィカンダビリティ(妊孕力)」と呼びます。このツールでは、年齢を25歳未満・25~29歳・30~34歳・35~37歳・38~40歳・41~42歳・43歳以上という区分に分け、それぞれの区分に対応する1周期あたりの確率を割り当てています。年齢が上がるにつれて確率が下がっていくのは、卵子の数(卵巣予備能)や質が年齢とともに徐々に低下していくという、生殖医学でよく知られた傾向を反映したものです。

「◯か月以内の確率」は、1周期あたりの確率をpとしたとき、1-(1-p)^月数という式で求めています。これは「毎周期、独立して同じ確率で妊娠を試みる」と仮定した場合に、指定した月数のあいだに少なくとも1回は妊娠が成立する確率を表す、統計学でよく使われる考え方です。1周期あたりの確率がそれほど高く見えなくても、月数を重ねるごとに累積確率は着実に積み上がっていきます。

知っておきたいこと

この数字はあくまで年齢だけを基準にした「一般集団の平均」であり、特定の個人やカップルの見通しを示すものではありません。実際の妊娠しやすさには、女性側の周期の規則性や卵管・子宮の状態だけでなく、パートナーの精子の状態、両者の体重や喫煙・飲酒習慣、基礎疾患の有無、そして何より妊娠しやすい時期(排卵日周辺)に性交渉のタイミングを合わせられているかどうかが大きく影響します。排卵日を把握せずに妊活している場合、この計算が示す確率よりも実際の結果は低くなりがちです。

また、ここでの「妊活期間」は毎周期欠かさずタイミングを試みたことを前提にしているため、実際に試みた周期数がそれより少なければ、累積確率もその分低く見積もる必要があります。年齢だけでなく男性側の年齢や健康状態も妊孕力に影響することが知られているため、なかなか結果が出ない場合はカップルで一緒に検査を受けることも選択肢のひとつです。

参考情報

年齢と妊孕力の関係、不妊の一般的な定義については日本産科婦人科学会、妊娠を考える方向けの行政情報は厚生労働省のページを参考にしています。国際的な不妊の定義や統計については世界保健機関(WHO)の資料もあわせてご確認ください。